2020年2月26日の【NHKあさイチ】は「理想の食事」が特集。「塩」「糖質」「アブラ」についての最新情報がとりあげられました。食生活をより豊かに、健康にしていくためのヒントがたくさん学べました。
ポイントは「塩」「油」「糖質」の3つをトータルで考えた食事を作ること。
番組の情報をまとめています。参考にどうぞ。
糖質とのつきあい方
最近のダイエットは糖質制限が主流ですが、【あさイチ】では、糖質制限を長年続けた場合、深刻な病気のリスクが高まると紹介されていました。
しかし、日本人はご飯では太りにくいという研究も。
ポイントは日本人が多くもつアミラーゼ遺伝子。
アミラーゼはデンプンを甘い糖に変える働きがあります。アミラーゼ遺伝子が多い人は甘みを感じやすく、でんぷんでは太りにくいようです。
日本人は白ごはんをよく噛むと、美味しいと感じやすいので、量を食べなくてもよいとのこと。
塩とのつきあい方
日本人は塩をとりすぎと言われています。
【あさイチ】によるとWHOが推奨する1日の摂取量は5g未満ですが、日本人は約2倍の量をとっているようです。
塩をとりすぎると、体内の塩の濃度を調整する腎臓に大きな影響がでます。
ではどうすれば、毎日の生活で減塩できるのでしょうか?
減塩の方法
減塩の良い方法の1つは水塩。
京料理でよく使われています。
- 水100mlに30gの塩をとかすだけ
- 冷蔵庫で10日間くらいは保存できる
- スプレー容器にいれて使う
\醤油スプレーはもうやってますよね!/
油とのつきあい方
【あさイチ】では油をとりすぎると舌がだんだん鈍感になると紹介されました。これは怖いですね。
調査を監修した東京歯科大学の安松先生によると、およそ3〜4割の人の舌が鈍感になっているようです。
とはいえ、舌の味蕾の細胞は10日で入れ替わるので、10日間ほど油を控えめの食生活にすれば、舌の感度は蘇るようです。
- 1日2食 揚げ物を食べることがある
- 肉は脂がのったものを食べる
- 醤油ラーメンよりもとんこつラーメン
- 和菓子よりも洋菓子を食べる
- つい食べすぎてしまうことがある
- 食事を抜いた日のほうが多い
- 2つ→要注意
- 3つ→以上鈍感の可能性
苦味ソースの作り方
【あさイチ】では食事に適度な苦味を加えると、料理が美味しくなると紹介されました。
苦味ソースをかければ料理を火であぶったような焼き立て感を感じられます。
苦味ソースの作り方
- インスタントコーヒー(粉末大さじ2杯)をフライパンで約2分加熱
- 水を大さじ2杯加えて、加熱しながら粉を溶かす
苦味ソースが合う食事
ハンバーグやナポリタン、チーズケーキなど、焦げの風味を感じられる食材には苦味ソースをかけると、コクがでます。
- ピザ
- グラタン
- お好み焼き
- カレー
- ミートソース
- ポテトサラダ
- スイートポテト
- モンブラン
- ミネストローネ
- オニオンスープ
- 焼きうどん
- 牛丼
まとめ
【あさイチ】で紹介されたアミラーゼ遺伝子、興味深い内容でした。
糖質、油、塩のバランスをよくとりながら、理想の食事を目指したいと思います。