ネバネバ食品はカラダにいいイメージがありますね。そのなかでも「長芋」と「納豆」は人気がある2大ネバネバ食材です。
2020年2月18日放送【林修の今でしょ講座】は「長芋」VS「納豆」2大ネバネバ食材の頂上決戦。
納豆には腸を強くして、免疫力を高める効果があると紹介されました。
番組の情報を感想とともにまとめています。参考にどうぞ。
納豆専門家:渡辺光博教授(慶應義塾大学大学院 医学部)
目次
【林修の今でしょ講座】納豆の驚きの効果
【林修の今でしょ講座】では、つい先日、国立がん研究センターが「納豆を1日1パック食べると死亡率が10%下がる」と発表したことが紹介されました。
参考資料大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連 →
納豆には、腸内の善玉菌を増やす納豆菌と、血流を良くするナットウキナーゼなど、栄養成分が豊富ですね。
これらに加えて【林修の今でしょ講座】では、スペルミジンという成分が特集されました。
とはいえ、特に関西地方には納豆が嫌いな人も多いですね。まず番組で紹介された、納豆が苦手な人でも食べられるレシピを紹介します。
納豆が苦手な人でも食べられるレシピ
【今でしょ講座】では、納豆が苦手な人でも食べられる「納豆カリカリチーズ焼き」レシピが紹介されました。納豆お好み焼きといったところでしょうか。
納豆カリカリチーズ焼きの作り方
- 納豆1パック、小麦粉大さじ2、水大さじ1を混ぜる
- 溶けるチーズ大さじ1、ネギ適量、醤油・塩少々を加える
- オリーブオイルできつね色になるまで焼く
納豆は熱に強い食材ということも嬉しいですね。納豆菌は120度でも死にません。お味噌汁やチゲにして食べてもいいですね。
渡辺光博教授によると、ナットウキナーゼは加熱で減少しますが、免疫力を高めるスペルミジン&納豆菌が減ることはないようです。
番組でたびたび登場したスペルミジン。一体、どんな栄養成分なのでしょうか?
納豆のスペルミジンで腸を元気にする効果
世界中の食材の中でも、納豆に特に多く含まれているのがスペルミジンです。腸を元気にして免疫力をアップさせる効果が期待されています。
スペルミジンは細胞の修復に必要な成分です。腸内の免疫細胞を活性化させ、病原菌を減らす働きがあるとのこと。
スペルミジンは大豆を発酵させることで作られる成分
大豆そのものや豆腐を食べても、スペルミジンの効果は期待できません。
納豆と相性が良い免疫力を高めるトッピング
【林修の今でしょ講座】によると、より免疫力を高める納豆のトッピング、1つ目はお酢。
酢のグルコン酸が腸内の善玉菌を増やす働きを助けます。納豆菌とグルコン酸のWパワーが効果的ですね。
酢納豆で免疫力アップ!
免疫力を高める納豆のトッピング、2つ目は白菜の漬物。
白菜漬けが免疫力を高めるポイントは乳酸菌の存在です。納豆菌と乳酸菌の組み合わせは最強。
キムチでも良いようですよ。
納豆菌と乳酸菌を両方とると、腸内の善玉菌を効果的に増やすことができます。
納豆菌×乳酸菌で腸内の善玉菌が増加!
納豆が花粉症に効果的?
【林修の今でしょ講座】ではさらに、納豆が花粉症対策に効果があると紹介されました。
納豆の納豆菌&レバンとポリグルタミン酸が花粉などのアレルギーを抑制します。
納豆は納豆菌が腸内で増えるため、たくさん食べる必要はありません。食べる量は1日1パックだけでOKだそうです。
花粉症対策に効果的があるとされるのは、花粉を自宅に持ち込まないこと&納豆のように免疫を高める食事をすることです。
納豆はさらに、花粉症以外にも骨を強くする効果も期待できるようです。
納豆が骨粗しょう症予防効果が期待できる?
渡辺光博教授によると、納豆の成分が骨を丈夫にするとのことでした。これはノーベル賞とも関係があるようです。
2016年 東京工業大学の大隅良典教授が「オートファジーのメカニズムの発見」でノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
このオートファジーを一言で表すと自己再生能力。骨も細胞の働きで再生していますが、加齢とともにその能力は低下します。
しかし納豆の成分は、骨の自己再生能力を高め、骨を強くする効果が期待できるようです。
- スペルミジン→自己再生能力を活性化
- ビタミンK2→骨を形成させる働き
納豆に含まれるスペルミジンの適量は、これまでと同様、1日1パックで良いようです。
納豆の弱点を補うのは長芋!
腸を強くし、免疫を高め、さらには骨までる強くする最強食材納豆。しかしそんな納豆にも弱点があることが【今でしょ講座】で紹介されました。それはビタミンCがないこと。
この弱点を補ってくれるのが、なんと長芋でした!
長芋の驚きの効果
納豆のビタミンCがない弱点を補うのは長芋。【林修の今でしょ講座】で長芋は、納豆のライバルとして紹介されていました。
納豆と長芋、実はめちゃくちゃ良いコンビだったんですね。
長芋にはビタミンCが豊富です。さらに番組に登場した渡辺教授によると、長芋のペクチンは納豆菌の大好物だとのこと。
長芋も納豆を両方食べると、効果が倍増です。
まとめ
納豆は最強食材の呼び声が高いです。国立がん研究センターが発表したように、寿命を伸ばすかもしれない高い健康効果にも大注目です。
また、納豆はダイエットにも効果があるとされていますね。
とにかく、安い・美味しい・体に良い。三拍子そろった納豆、自宅の冷蔵庫に常備しておくのがおすすめです。
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