タメタメ
2020年6月12日放送の【金スマ】には、美容家のIKKOさんが登場。すぐにでも真似できるメイク術と美肌術を教えてくれました。
- IKKOが洗顔後に必ずやることは?
- IKKOメイク術の6ステップ?
- IKKOスキンケアの3本柱?
- IKKOおすすめツヤ陶器肌?
目からウロコのIKKOさんのメイク術でした。他にも、IKKOさんがなぜいつも笑顔でテレビ出演を続けているのか、その理由も語られました。
ちなみに6月12日放送の【金スマ】では、IKKOさんおすすめの具体的な化粧品メーカーや商品はいっさいでてきませんでした。以前、IKKOさんが【一番だけが知っている】で紹介したおすすめ化粧品についての記事を書いていますので、気になる方はどうぞごらんください。
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【金スマ】のIKKOさんスペシャルを見逃した方のために、番組の情報をまとめました。
目次
【金スマ】IKKOのメイク術6ステップ
【金スマ】ではIKKOさんが6つのステップに分けて、メイク術を教えてくれました。
1:下地づくり
コンシーラーを指で塗ってしまうと、隠したいところ以外に広がり、余計に目立ってしまうこともあります。IKKOさんおすすめは面相筆を使うこと。そして、なにもないところはブラシでぼかします。パウダーファンデを重ね塗りしてなじませます。
\面相筆という発想はありませんでした!/
2:ファンデーション
リフトアップして見える裏技は、角度35〜40度で点状に塗っていくこと。ポイントは上に上に塗って行くこと。その後、柔らかいブラシで薄く軽く伸ばしていきます。パフでやると厚くなっちゃいますね。
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
仕上げはフェイスパウダーを使います。素肌感と控えめな光沢で会社やちょっとしてお出かけにぴったりな肌感となります。
3:チーク
流行りのチークの入れ方は、ニコっと笑ったときの頬骨あたりに入れていきます。IKKOさんおすすめはチークに付属された小さなブラシを使うことです。
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
チークは小鼻と目尻を結んだより下、笑ったときの頬が一番高いところに入れます。
4:アイメイク
レッドとオレンジの中間くらいの目元が流行っています。アイラインではなくアイシャドウでヌケ感を出すのがIKKOさんおすすめ。
アイメイクのポイント
- アイシャドウは平たいブラシ
- 何もついていないブラシでぼかす
- 下まぶたの黒目の下にもアイシャドウを入れる
- つけまつげでより大きな目に
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
5:リップ
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
リップはブラシで唇にのせるように塗るのがIKKO流です。
6:今どき風ワンポイント
ヘアは寝る前にところどころ三編みやねじりを入れてから寝ます。起きてからそれをほぐしていらせば、かんたんに今風のゆるふわヘアになります。
【金スマ】IKKOの美肌術2つ
【金スマ】ではIKKOさんがまず美肌術を教えてくれました。
ポイントは2つ
- マッサージ
- スキンケア
ポイント1:マッサージ
朝起きてまずやることは、肌の調子や筋肉の硬さをチェックすること。そして硬い筋肉は軽くマッサージする必要があります。IKKOさんいわく「マッサージをしないと化粧水が入りにくい」。
用意するのはマッサージオイルです(高価なものでなくてもOK)。IKKOさんのおすすめは馬油です。
\高価なものでなくてもいいようです!/
馬油を手のひらに1円玉くらいとり手に広げます。はじめに適量を顔全体に伸ばし、その後、6箇所を順番にマッサージします。
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
- 耳下腺を気持ちいいと思うくらいマッサージ(念入りに)
- 首の部分を軽くマッサージ
- 頬はとくに丁寧に 小鼻の横から頬骨にそって
- コメカミは軽くマッサージ
- アゴ周りは、耳の付け根までL時を意識して
- 目の周りは眉毛のあたりを軽くつまむ
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
最後にもう一度鎖骨のリンパ節にそって流すようにマッサージすると完成。これをすると、むくみがとれて血流がよくなります。【金スマ】でIKKOのマッサージを受けた女性の顔も、血流がよくなっているのがはっきりわかりました。
ポイント2:スキンケア
IKKOさんによると、スキンケアは3本柱で考えます。
- 乳酸菌
- 酵素
- 植物由来の幹細胞
洗顔後の乳酸菌ケア
洗顔後がいちばん大事。なぜかというと、美肌菌が失われているから。そこで乳酸菌が活躍します。
乳酸菌が美肌菌をサポートして、肌環境を整えるのを助けてくれます。
酵素入り美容液
酵素が活性酸素のゴミ箱となり、除去してくれます。それで美容液は酵素入りがおすすめです。
幹細胞入り
植物の幹細胞由来のスキンケアを使用すると、お肌にうるおいが出るようで、IKKOさんも愛用しています。
【金スマ】IKKO「毛穴レスで崩れないツヤ陶器肌」
©TBS『中居正広金曜日のスマイルたちへ』
他にもIKKOさんが教えてくれたのは「毛穴レスで崩れないツヤ陶器肌」を作る方法です。ポイントはプライマー(肌の凸凹をフラットにするもの)。人工皮膜を使ったファンデーションなどがそうです。
- プライマー効果がある人工皮膜ファンデーションを塗る
- パウダーファンデを重ね塗りする
- プライマー効果のある人工被膜入りローションを吹きかける
- 仕上げにリキッドファンデーションを塗る
リキッドファンデーションは35〜40度の角度で塗っていきます
少量ずつ使うので、厚塗りにはならないようです。
【金スマ】IKKO夏のマスク対策
いまはマスクが必須。そこでIKKOさんが注意を呼びかけているのは日焼け対策。
IKKOさんのおすすめはパウダータイプの日焼け止め。ベタベタしないので、マスクの中が蒸れないようです。これは、いいことを聞きました!
調べてみるといろいろありますね!
【金スマ】IKKOが明るくテレビに出続ける理由
IKKOさんの本名は豊田一幸(かずゆき)。福岡県田川市出身です。
IKKOさんは4人兄弟、唯一の男。父親の愛情をたっぷり受けていました。でも、お人形ごっこやままごとが好きで、母親の働く美容室でよく時間を過ごしていたようです。
それを心配したお父さんが、IKKOさんを男らしくすべく、野球や釣りなど男らしい遊びをさせるようにしました。でもIKKOさんはそれが嫌で嫌でしょうがなかったようです。
そんな小学生時代のIKKOさんの夢はスチュワーデスになること。自分をずっと女の子だと思っていたようです。結果、小学校ではいじめに遭います。
父との確執
IKKOさんの父親は暮らしが貧しく、いくつもの仕事をかけもちしながら、いろんなところで頭を下げていました。IKKOさんはそれが凄く嫌だったとのこと。
「将来、父のようにはなりたくない」。当時は、そう思っていたようです。
父親は女の子らしいIKKOさんに「病院に行ってこい、治るから」と、女心を持つ息子のことを理解できませんでした。
高校時代
IKKOさんは高校生になると、隣町の美容室でアルバイトをすることになりました。「自分の居場所はここだ!」と美容師を本格的に目指します。
しかし父親は猛反対。現在とちがい、美容師は女性の職業という考えが根強かったんですね。
IKKOさんはその後、北九州の美容専門学校で学び、1981年に上京します。
東京時代
上京したあと働いた美容室は「サワイイ」。とても厳しいところだったようです。
それでもIKKOさんは東京に着いたその日の夜から、髪を巻く練習をしていました。このころから仕事の合間をぬってメイクの学校にも通うようになりました。
IKKOさんはその後、3ヶ月連続で100万円の売上をあげるほどに。それから一気に美容の才能を発揮し、数々のコンテストで優勝するようになります。
当時ついた異名は「トヨ様」。サロンのカリスマ的存在になっていました。
IKKOさんは1989年サロンを退社。次に目指したのはヘアメイクアップアーティストの世界。女性誌の表紙の仕事をしてから、仕事が軌道にのるようになりました。
逸見政孝さん
IKKOさんは29歳から逸見政孝さんの専属アーティストとして仕事をします。当時、フリーになった逸見さんのイメチェンを依頼され、明るくイケメンな親父に変えることに成功。この頃、逸見さんに言われたのは
みんな平均にチャンスの波は来るんです。本当に乗っていい波かどうか、見極めが大切ですよ。
- 実力を養う
- チャンスを見極める
逸見さんのこの言葉がIKKOさんの仕事に対する姿勢に大きな影響を与えます。
逸見さんの死
独立したIKKOさんでしたが、逸見さんとの別れは突然にやってきました。93年12月25日、逸見政孝さんががんで死去。
IKKOさんはメイクの道具をもって最後の仕事として逸見さんに死化粧を施しました。
帰省
東京で成功を収めて帰省したとき、父親は毎回「調子に乗ったらいかん」と言われます。挫折を知る親心からのアドバイスでしたが、当時のIKKOさんの耳には届きませんでした。
IKKOさんは帰省のたびに女性らしい格好に。実家の家族は戸惑ったようです。ルージュをひき、スカートを履いて帰ってくる息子に父は「せめてジーパンくらい履いて帰ってきてほしい」と思ってようです。
スカートを履いたIKKOを見ると、お父さんはじっと下をうつむいてしまいました。
IKKOさんが帰省するたびに父親が言うのは「早く結婚して孫を見せてほしい」。豊田家が途絶えることをずっと心配していたようです。
IKKOさんはそんな父親を避けるようになり、帰省しても会話はほとんどありませんでした。
35歳でカミングアウト
IKKOさんは35歳のとき、家族に自分がゲイであることをカミングアウトしました。先に、母や姉にカミングアウトしましたが、お父さんにはずっと話せなかったとのこと。
仕事でもIKKOさんに苦難が訪れます。それはパニック障害。評判が高まれば高まるほど仕事が忙しくなり、完璧主義、ストイックゆえにストレスがたまり、周りのスタッフもIKKOさんから離れていくことに。
人には優しくしろ。人に嫌がることをしてはいけない。
上京するときに、父親から言われたことが脳裏をよぎります。
そんな中、突然襲ってきた発作。IKKOさんは過度のストレスからくるパニック障害で倒れてしまいます。この時、会社を作ってから10年後の39歳。
父親へカミングアウト
私を女としてみてほしい。そういたら私もカミングアウトできる。親孝行したいからこそ、事実を知って認めてほしい。
それがIKKOさんのカミングアウトの理由でした。
ある日、両親が新築祝いを兼ねて東京までIKKOさんの家を見にやってきました。IKKOさんはそこでいきなり彼氏を紹介して、カミングアウトすることにしました。
IKKOさんが「私の彼」と恋人を紹介すると、お父さんはショックのあまりよろめいて倒れこんだそうです。それを見ていたIKKOさんもパニック障害のせいで、倒れてしまったとのこと。
お父さんはそれから二度と、IKKOさんの東京の家に来なかったようです。
転機
IKKOさんは地元の田川へたびたび帰ったようです。そのとき必ず向かったのは田川の町が一望できる近所の山。お父さんがいつもその場所に連れてきてくれたそうです。
それでも二人の間に会話はなかったようです。
そんなとき、IKKOさんに思わぬ転機が。TBSの情報番組「JUST」にてIKKOの特集が組まれました。それ以降、数々のバラエティん番組から出演依頼が殺到。人気タレントになります。
その後、IKKOさんのお父さんに末期がんが見つかります。
IKKOさんがテレビに出続ける理由
IKKOさんはテレビで人気タレントになったことがきっかけで笑顔が戻り、パニック障害がよくなります。
テレビにでることで笑顔になれる
これがIKKOさんがテレビに出続ける理由です。
父との別れ
IKKOさんとお父さんの関係は微妙なまま、お父さんはがんでなくなります。
お葬式のとき、葬儀に見送りにきたのはお父さんを見送るたくさんの人の姿。生前のIKKOさんのお父さんに親切にしてもらった感謝から集まっていました。
IKKOさんはそんな父親の生き方を見て、「人には目に見える成功と見えない成功があること」を知ります。
IKKOさんは「理解できなくても私がもうちょっと歩み寄れば」と少し後悔しているようでした。
IKKOさんのお父さんの死後、お父さんの持ち物の中なら青いファイルが見つかります。その中身はIKKOさんが登場する雑誌の切り抜きや出演番組のラテ欄のまとめでした。このファイルの存在は奥さんやお姉さんも知らなかったもの。お父さんはこっそりIKKOさんを応援していたのです。
IKKOさんのお父さん、入院しているときは看護師さんに「IKKOは実は俺の息子だ」と自慢してました。
IKKOが知らないところで、IKKOさんはお父さんを喜ばせていたんですね。
【金スマ】IKKOおすすめ化粧品
6月12日の【金スマ】では、IKKOさんおすすめの具体的な化粧品メーカーや商品はいっさいでてきませんでした。以前、IKKOさんが【一番だけが知っている】で紹介したおすすめ化粧品についての記事を書いていますので、気になる方はどうぞごらんください。
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【金スマ】IKKOスペシャル感想
今日の【金スマ】も面白かったです。IKKOさんの美肌マッサージの仕方やメイクの教え方は、ポイントをついていてわかりやすかった!明日から、さっそく真似してみようと思います。
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