誰だって嫌われたくない
誰だった嫌われたくないですよね。では嫌われるとはどういうことでしょうか?
それは、相手から認められない、相手から否定され、避けられるということです。自分を拒絶されるということです。誰だって、自分を否定、拒絶されるのはイヤですよね。
私たちはなぜ否定、拒絶されるとイヤな気持ちになるのでしょうか?心の奥底では何を感じ取っているのでしょうか?
実は相手から拒絶され、否定されることで、「自分はやっぱりダメかも」という不安を心の奥底で感じています。私たちは「自分に価値がない」ことを恐れているのです。
では誰かから嫌われることは、自分に価値がないことになるのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。嫌われるということは、価値観の相違にすぎないからです。相手は相対的な個人的価値観で、あなたを否定しているだけで、あなた自身が本来持っている人間としての価値には微塵も影響はありませんし、あなたはありのままで大丈夫です。あなた自身を変える必要はありません。
POINT赤ちゃんって、何もせずとも愛されていますよね?存在そのものに価値があるからです。私たちの価値はあの頃から何も変わっていません。私たちの存在そのものに感謝してくれている人が必ずいます。
嫌われたくない気持ちから、相手に合わせない
そこで絶対にNGなのが「自分はやっぱりダメな人間か」と不安を感じ、嫌われないために、つまり自分の価値を肯定するために、自分を妥協し相手に取り入ることです。その瞬間、あなたはあなたで無くなります。
そして人間は複雑な社会の中で、大勢の人と関わり合いながら生きています。その中で、嫌われないようにと、異なる人の価値観に自分を合わせていくと、本当の自分を見失い、息苦しくなり、強烈なストレスを感じながら生きることになります。
嫌われるのが怖い人は、相手の要求や期待を即座に読み取り、それを満たそうとします。またそれだけ器用な人とも言えます。しかしそのプロセスで自我を少しづつ消耗していきます。でも相手はそんなあなたのことを少しも気には留めていません。あなたは優しい人です。でも自分の心と人生をもっと大切にする必要があります。
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全ての人に好かれる事は不可能
ありのままの自分を大切にし、自分の人生に素直になるとき、全ての人にその生き方を認めてもらうことは不可能です。なぜなら人の価値観は十人十色だからです。でも、まったく同じ理由で全ての人に嫌われることもありえないのです。誰かが必ず、あなたの生き方を応援してくれるはずです。
一番悲惨なのは、人に嫌われることを恐れ、その場その場でうまく立ち回り、周りの人に嫌われないように自分を殺し、結局は自分の人生を生きられず、誰の印象にも残らない人です。
嫌われてナンボ 自分だけの人生の始まり始まり
もちろん自分から人に嫌われる行動をとる必要はありません。でも自分の信念にもとづき、心を素直にして、ありのままの自分で生きる時、誰かがそれを否定し、拒絶するとしても、恐れることはありません。それは普通のことなのです。あなたを嫌いな人が一人増えたら、それを自信の糧にしましょう。嫌われてナンボ、自分だけの人生の始まり始まりです。