2019年9月3日【あさイチ】では「しょうが(生姜)」の特集でした。「しょうが」には高いダイエット効果があるようです。さらに「冬に体を温めてくれるもの」というイメージのある生姜ですが、夏にこそ生姜を食べる理由は?番組で紹介されたお役立ち情報を、感想とともにまとめました。
しょうがでダイエット
生姜博士の平柳先生いわく、世界にある14の論文の総合的な評価で、しょうがにはダイエット効果があるとのこと。
生姜に含まれる成分ショウガオールが体脂肪を分解して、脂肪を燃えやすくしてくれます。生姜を食べて30分くらいしてから、ウォーキングなどの有酸素運動をすると効果倍増のようですよ。
さらに、キムチや赤パプリカと一緒に食べるとダイエット効果がアップします。それぞれに脂肪燃焼の効果があるので、蒸し生姜と一緒に食べると、効果が倍増すると説明されていました。
【ポイント】
- ショウガオールには脂肪燃焼の効果がある
- 生姜を食べた後にウォーキングなどの有酸素運動
- 脂肪燃焼効果が高いキムチや赤パプリカと一緒に食べる
後ほど紹介する「スーパーウルトラ蒸し生姜」は、このショウガオールが20倍になります。これを料理にちょい足しして食べて、その後適度な運動をすれば、かなり良いダイエットになりますね!
ダイエットの際の注意点として、ショウガオールは加熱・乾燥でできる成分ということ。生のままではNGです。さらにショウガオールは3,4時間で分解されてしまうので、毎食時などにこまめに摂取する必要があります。ご注意ください。
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食事ではなく、かんたんな運動で、気になるぽっこりお腹を解消することもできます。それは【林先生の初耳学】で紹介された逆腹筋。めちゃくちゃかんたんで目からウロコのダイエット方法です。詳しいやり方はこちらの記事でどうぞ。
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夏にしょうがを食べる理由
平柳要先生いわく「夏に弱った胃を快調にし、夏バテを解消する」ショウガオールには血行促進、脂肪燃焼の効果があります。ただし、生のままではNG。ショウガオールは生の生姜のジンゲロールを加熱・乾燥しなければなりません。
おすすめの方法は、生の生姜を蒸したり、天日干しにしたりすること。これをお茶やお鍋に入れて食べるとよいようです。夏にしょうがをたくさん食べて、夏バテをふきとばしたいですね。
スーパーウルトラ蒸し生姜
蒸し生姜を作る時、圧力鍋を使うと、ショウガオールがなんと20倍にアップすると紹介されました。圧力鍋を使うと、中の温度が100度以上になり、ショウガオールが圧倒的に増加、20倍以上になるようです。
ただし、ショウガオールは150度以上になると壊れてしまうので、素揚げはNG。注意が必要ですね。
スーパーウルトラ蒸し生姜の作り方
- しょうがは皮をむかずに薄切りに
- 蒸し時間は30分。水はたっぷり
- しょうがを重ならないようにしきつめ、弱火で30分、じっくり蒸す
- 蒸し終わったら、天日干し1日。室内干し7日
- ミルなどを使って粉に
圧力鍋は126度の高温をだせる140kPaのものが良いようです。100kPaの圧力鍋を使っても、ショウガオールは10倍になるようです。それでも十分ですね!
蒸し生姜は乾燥させるので、1ヶ月は保存できるようです。
究極のやわらか生姜焼きのレシピ
時間がたっても超やわならな生姜焼きレシピです。ポイントはしょうゆドレッシングを使うところですね。
【材料】
- もも肉 200g
- しょうが 大さじ1
- しょうゆドレッシング 大さじ4
上記のものをジッパー付きのナイロン袋に入れて揉み込み、冷蔵庫で一晩寝かす。フライパンで焼く。
ドレッシングに含まれる油がお肉が固くならないようにコーティング。醤油には味付けの効果があります。
一晩待てない場合は、30分ほど湯煎する(40度くらいの温度)とよいとのこと。タンパク質を分解するジンキパインという酵素がお湯につけること活発になり、30分でも肉が柔らかくないようですよ!
これは、目からウロコの方法ですね。
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早速、生姜パワーを試してみよう!
番組で紹介された通り、しょうがのショウガオールには脂肪を燃焼させるダイエット効果があります。さっそく蒸し生姜を作って、料理に使ってみたいですね。
また、夏は確かに冷房の効かせすぎでカラダが冷えていることがあります。あさイチに登場したしょうがパウダーを食べて、効率よくカラダを温め、夏の疲れを吹き飛ばしたいと思います。