2019年5月29日【あさイチ】では基本の調味料シリーズとして、「お酢」が特集されました。お酢の選び方や、二倍酢が格段に美味しくなる方法、また酢に秘められた驚きのパワーが放送されました。料理の「さしすせそ」の中でもあまり取り上げられないお酢。番組の内容を感想とともにまとめています。
基本の調味料「お酢」
酢にはいろいろな種類があります。私たちが普段使うポピュラーなものは「穀物酢」と「米酢」。具体的な違いはあるのでしょうか?普段は値段やイメージで選ぶことが多いこの2つの種類。実際は味も香りも大きく異なります。【あさイチ】ではお酢の具体的な選び方が紹介されました。
「穀物酢」と「米酢」の違い
スーパーで「穀物酢」と「米酢」を買うことが多いのですが、違いがよく分からないですね。【あさイチ】ではその違いが紹介されました。
・穀物酢と米酢の大きな違いは香り!
・米酢は甘い香り
・米酢の香りはお寿司や酢の物にあう
・穀物酢は酸味の強い香り
・穀物酢は中華などの味の濃い料理にあう
他にもいま人気の黒酢は原料が玄米なのでコクがあるのが特徴。あんかけ焼きそばや野菜ジュースに合うようです。和食の達人・野﨑洋光さんはマヨネーズを作るときにリンゴ酢を使うとのことでした。青物の脂っこさやしつこさを消すために、お酢を使うのも効果的です。
お酢の健康効果
お酢にはさまざまな健康効果もあると紹介されました。体が柔らかくなるというのは都市伝説で、根拠はないようです。
1日大さじ一杯ずつ飲めば、①内臓脂肪の減少、つまりダイエット効果が期待できるようです。ただし、飲み続けると胃が荒れるので注意が必要です。酢の健康効果については、どのお酢でも同じようです。どんな種類でも良いので、飲み続けることがポイントですね。
さらに、アサリを酢で煮ると、貝殻からカルシウムが溶け出しやすくなり、スープからカルシウムをたくさん摂取できるようです。(水400mlに対し、お酢小さじ2でカルシウムが2.3倍)
お酢を使ったレシピ
【あさイチ】ではいま話題の中華料理人・五十嵐美幸さんや和食の達人・野﨑洋光さん、銀座の高級すし店が作るお酢を使ったかんたんレシピが紹介されました。
二倍酢(にはいず)の作り方
材料
醤油とお酢
1:1の割合
作り方
1 酢と醤油を混ぜる
2 混ぜた後に酢を加熱する
3 大さじ2ずつで合わせる場合、電子レンジ600Wで20秒
二杯酢たまごかけごはんの作り方
材料
ねぎ、しょうが、のり、二杯酢、たまご
作り方
1 卵かけご飯にスプーン一杯の二杯酢をかける
2 ねぎ、しょうが、のりをのせる
・絶品二杯酢は冷奴や焼き魚、冷やしうどんにもオススメです。酢は旨味。醤油で割ると旨味がグッと増すようです。
・二杯酢にみりんを加える→三杯酢
・二杯酢にねりごまを加える→利久酢 蒸し鶏にかけるのがオススメ
・二杯酢にすりおろした「きゅうり」を加える→緑酢 冷しゃぶにかけるのがオススメ
・二杯酢にごま油を加える→中華風ドレッシング
・二杯酢にオリーブ油を加える→イタリア風ドレッシング
・二杯酢にトマトジュースを加える→そうめんのめんつゆに
じゃがいも細切り炒めの作り方

身離れしやすい手羽元の煮込み作り方
材料
手羽元6本 お酢100ml
作り方
手羽元にお酢も加えて煮込む
ポイント:酢がコラーゲンを溶かし、身と骨のくっつきを弱くする
美味しい酢飯の作り方
材料
白米3合
合わせ酢
・お酢50ml
・さとう大さじ2
・塩小さじ1
作り方
1 米は固めに炊く
2 米が熱いうちに酢を入れる
3 米を切るようにしゃもじを動かす
4 うちわで冷ますのは最後
感想とまとめ
【あさイチ】の基本調味料シリーズ「お酢」の使い方、面白かったですね。番組で紹介されたお酢レシピも簡単ですぐに試してみることができそうです。体に良くていろいろな健康効果が期待できる「お酢」。少しづつでいいので、毎日体に摂り入れたいです。(あさイチの公式サイトはこちら)
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