人の言葉を真に受けて、ビビる必要はまったくありませんよ。それはマウントを取ろうとしてくる人が、あなたを支配下に置くための言葉だからです。
人の言葉を真に受けるよりも、その人の行動に徹底的に注目しましょう。
ではふだん、私たちはどんな言葉にビビりますか?2パターンを例にとりましょう!
ちなみに「マウントを取る」の意味と使い方については、こちらの記事をご覧ください。
目次
アピール、自慢言葉を真に受けない
(1)人のアピール言葉、自慢は真に受けてはいけません
- こんなでっかい仕事をして来た!
- 〇〇大学をでた!
- 俺の目標は〇〇だ!
- 俺の年収は〇〇円だ!
- 〇〇は俺の知り合いだ!
あなたが落ち込むこと。それこそが相手の目的だったりします。自分が優位に立ちたい心理、つまりマウントを取りたい心理が隠れています。
人のアドバイス言葉
(2)ほかにも、求めてもいないのに、アドバイス系の言葉をかけられると落ち込むこともあります。
- 君の性格のここを直したら、もっと良くなるよ
- 仕事で上手く行くために、もっと要領よくしないと
- もっと頑張れ!
こちらから聞いてもいないのに、「アドバイス」をされると落ち込むことがあります。できれば、ほっといてほしいですよね。応援するふりしてマウントをとる人も多くいます。
聞いてもいないアドバイスをしてくる人は、そうする事で優位性を保ちたい場合もあります。
言葉にビビりそうになったら、その人の普段の行動を見よう!
とにもかくにも、誰かと話をしているときに、何か言われてビビって落ち込みそうになったら、その人の行動をみてください!
たとえば
- こんなでっかい仕事をして来た!
- 〇〇大学をでた!
- 俺の目標は〇〇だ!
- 俺の年収は〇〇円だ!
- 〇〇は俺の知り合いだ!
アピールや自慢言葉を並べている人の、ふだんの行動はどうですか?
今、結果を出していますか?
口だけ人間ではないですか?
人望はありますか?
- 君の性格のここを直したら、もっと良くなるよ
- 仕事で上手く行くために、もっと要領よくしないと
- もっと頑張れ!
のようなアドバイス言葉をかけられたら?
「お前はどうなんだ?」
「口だけじゃなく、ちゃんと行動してるのか?」
相手の言葉は真に受けずサラッと流して、実際の行動に注目しましょう。
何かの言葉でビビるとき、2つの可能性がある
あなたが何か言われてビビるとき、2つの可能性を考えてみてください。
- あなたが自意識過剰モードになっている
- 相手があなたより優位に立とうてしている
1のパターンは、あなたの問題かもしれません。今回のテーマは2のパターン「相手があなたより優位に立とうてしている」ときです。「マウントを取ろうとしている時」ですね。
言葉は低コスト、行動は高コスト
人が相手より優位に立ちたいとき、その人は自分を守りたいのです。あなたの位置を自分より下に置いて、安心感を得たいんです。そのための方法が「言葉」か「行動」です。
口だけの「言葉」って言うだけは簡単なんですよね。いわば「低コスト」でマウントが取れます。でも実際に行動するのは大変なんです。心が傷つくかもしれないし、失敗するかもしれない。「高コスト」ですよね。
手っ取り早い低コストな方法が「言葉」なんです。「自慢」や「アドバイス」
逆に高コストな方法が「行動」で見せるです。「行動」で見せるってしんどいですよね
だから「言葉」を真に受けてはいけません。しんどい思いをしなくても、なんとでも言えるからです。自慢、アピール、アドバイス系の話になったら、「こいつ、ふだん行動してるか?」「ちゃんと実績出してるか?」と行動を疑ってください。
言葉でビビらしてくる人は「マウントとりたい病」
言葉で一発かまして、自分がまず上に立とうとしてきます。
少しややこしいのが、アドバイスや励ましという言葉がけで、巧妙に優位に立とうとする人です。
あなたのことを心配している風で、実はあなたを自分より下に置き、自分自身を守っているんです。
求めていないのにアドバイスをされたときに、「あの人は本当に自分のことを思っている。自分はもっと頑張らなくちゃ!」なんて思わなくて大丈夫です。それは間接的な自慢と言えます。
本心はテクニックで隠せません。求めてもいないアドバイスや励ましを聞いて、あなたが気まずい思いをしたり、落ち込んだりしたなら、それは間接的な自慢です。真に受けないで、堂々とスルーしましょう。
言葉を真に受けず、徹底的に行動を見ろ!
言葉は低コストです。実質がなくても大量生産できるものです。だから、言葉だけを真に受けて落ち込む必要はありません。言った本人も、出来ていない可能性が高いからです。
反対に行動は高コストです。地道な努力が必要で、時間がかかるものです。だから、行動している本人にも嘘がありません。
人の言葉を真に受けてそれにビビらず、徹底的にその人の行動を見ましょう。
ポイントのまとめ
- 人のアピール言葉、自慢言葉、アドバイス、励ましに注意する
- 相手にはマウント取りたい欲が隠れている
- 見極める方法は、言葉を真に受けない 徹底的に行動を見る
- 相手に何か言われて心が動けば、それは愛
- 落ち込んだなら、それは自慢
- 言葉を真に受けず、徹底的に相手の行動を見る