HYの仲宗根泉が作詞作曲した、カラオケでも大人気の【366日】。その誕生秘話とは?
この記事ではHYの名曲、【366日】の誕生秘話を紹介します。そしてどうして【365日】ではなく、【366日】なのか歌詞の意味も合わせて紹介します。
HYの仲宗根泉さんが「マツコの知らない世界」で紹介した失恋ソングはこちらの記事でどうぞ。
昨年、キリン午後の紅茶CMで上白石萌歌がカバーしたHYの【366日】。切ない世界観で、話題となりました。わたしもこの動画が大好きです。
目次
【366日】の誕生秘話
HYの【366日】の誕生秘話を紹介します。作詞作曲はHYの仲宗根泉さんです。
【366日】の歌詞はj-lyricでどうぞ(外部サイト)。
仲宗根泉のプロフィール
(画像:HY_ROADより)
- HY(エイチワイ)は、男性4人・女性1人の日本のミクスチャーバンド。メンバー全員沖縄県うるま市出身。
- 仲宗根泉(なかそね いずみ、1983年11月1日 -)キーボード、ボーカル。通称「いーず」英語表記は「Izu」
引用:ウィキペディア
誕生秘話1:【366日】の意味は?
一年中あなたのことを思っても足りない。だから1日足した。
『なんで366日なのかっていうのは、一年中あなたのことを想っても、それでも足りない。だから365日に一日たすっていう意味です』
引用:Mステで衝撃の告白
誕生秘話2:ファンからの手紙
仲宗根泉さんが【366日】を作ろうと思ったきっかけは「ファンからの手紙」だそうです。失恋したファンからの手紙が仲宗根さんの心を動かし、この名曲ができました。
手紙には「別れた人が忘れられない」という内容が一番多かったようです。
当時ファンから送られてくる手紙には、恋愛は終わってしまったけど、元カレが忘れられないという内容が多く、そんな思いをしているのはあなただけじゃないと、同じ痛みを共有した上で、そっと肩を抱きしめ、やさしく包み込んであげるような歌を作った。だから伝わる。
引用:ヤフーニュース
誕生秘話3:彼氏と別れた?
これも有名な誕生秘話ですが、【366日】を作るために、当時付き合っていた彼氏とも別れたようです。
「マツコの知らない世界」に出演した時は
- 好きだけど別れた。
- 泣きながら携帯に歌詞を書いた。
- もう一人の自分がいる。
と言っていました。
作詞・曲を手掛けた仲宗根泉は、『STORY~HY BEST~』の中のセルフライナーノーツでも触れているが「悲しい恋愛ソングを書きたかった当時、付き合っていた彼とはラブラブでとても切ない詞を書ける感じではなかったので、まず当時の彼と別れました」と語っている。
引用:Yahoo!ニュース
プロ意識というか、なんというか。しかしこのエピソードには裏話が。
誕生秘話4:その彼氏はダメダメな男だった
- 基本全部、中曽根さんにお金出させていた
- 仲宗根さんの車を使って、仲宗根さんが仕事で東京行ってる時とかに、地元のドリフト族でめちゃくちゃタイヤ削ってた
引用:2018年8月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』
HYの【366日】やボイスライナーノーツは「Amazon Music Unlimited」で聞けます。
誕生秘話5:映画「赤い糸」の主題歌に
誕生秘話というより、エピソードですが…
【366日】は2008年、南沢奈央、溝端淳平主演の映画「赤い糸」のエンディングテーマに使われました。
▽南沢奈央「366日」
初めて出会ってから、10年が経った。聴くたびに、18歳だった頃の自分の感覚が蘇る。当時この曲を、どんな景色を見て、どんな匂いを感じて、どんな気持ちで聴いたか。恐いくらい覚えていた。静かなイントロがすぅっと身体の中に入ってきて、歌声が全身を揺らす……。それが新生「366日」で、過去は思い出になり、現在の自分の感覚に更新された気がした。366日と自分の人生は、これからも結ばれつづけていくことだろう。運命の赤い糸のように。引用:オリコン
映画の内容と歌詞がリンクしているということでも話題に。まだ見ていない方は「Amazonプライム」で視聴できますので、どうぞ。
【366日】誕生秘話のまとめ
HY仲宗根泉が作詞作曲した【366日】の誕生秘話はとても興味深かったです。歌詞の意味や背景が分かったので、今まで以上にこの歌を楽しめそうです。
- どうして【366日】?愛するのに【365日】では足りないという思いから
- ファンからの手紙がきっかけになった
- 曲を完成させるために彼氏と別れた
- その彼氏はダメダメな男だった
- 映画「赤い糸」の主題歌に
HYの仲宗根泉さんが「マツコの知らない世界」で紹介した失恋ソングはこちらの記事でどうぞ。槇原敬之のあの失恋ソングはたしかに同感。情景がはっきりと思い浮かびます。