豚肉と鶏肉、どちらも食卓によくでてくる食材ですが、栄養パワーが凄いのはどっち?
4月14日放送【林修の今でしょ講座】のメインテーマは「豚肉VS鶏肉」のスゴイ栄養パワーでした。
- 免疫UPに効果的なのは?
- 疲労回復に効果的なのは?
この記事では番組で紹介された豚肉にふくまれる驚きの栄養パワーをまとめています。
鶏肉に含まれるスゴい栄養パワーについてはこちらの記事をごらんください。
番組に登場した専門家 → 國澤純先生
目次
【林修の今でしょ講座】豚肉のビタミンB1で免疫力UP
【林修の今でしょ講座】に登場した専門家 國澤純先生によると、豚肉に含まれるビタミンB1には凄いパワーがあるとのこと。
食品でビタミンB1がもっとも多く含まれているのが、豚肉です。
免疫細胞がいちばん多く集まっている臓器は腸。体の約6割の免疫細胞が集まっています。
そこでビタミンB1が不足すると、免疫細胞が集まる集会場「パイエル板」が小さくなります。
その結果、免疫細胞の数が維持できなくなります。
ビタミンB1をしっかりとれば、パイエル板は1〜2週間で元の大きさに戻ることが多いようです。
免疫をUPさせるため、豚肉を食べてビタミンB1をしっかり摂取する必要がありますね。
豚肉と食べるとビタミンB1の吸収率が上がる食材は?
豚肉は単体でも豊富なビタミンB1が含まれていますが、ニンニクと食べると吸収率がUPすると紹介されました。
ニンニクに含まれるアリシンには、ビタミンB1の吸収を約10倍に高めます。
豚肉のニンニクの相性は抜群ですね。
ニンニクで豚肉を炒め、そこにキャベツや豆腐を加えるだけで、健康的かつ美味しい一品になります。
【林修の今でしょ講座】豚肉の脂質の栄養効果
國澤純先生によると豚肉に含まれる脂質・アラキドン酸が血管を元気にするアナンダマイドに変身すると紹介されました。
アナンダマイドは血管を拡張し高血圧や血栓の予防に役立つ
アナンダマイドが多くふくまれているのは豚レバーです。
血管に良い豚レバーの食べ方
沖縄県で長寿の方が食べていたのは豚レバーの汁物(チムシンジ)でした。
これを食べることで体内でアナンダマイドができ、血管を元気にします。
【林修の今でしょ講座】豚肉で記憶力低下を防止
豚肉のビタミンB1は記憶力低下を防止する働きがあるようです。
記憶を司るのは脳の海馬。海馬には情報の伝達をする神経細胞がたくさんあります。
この脳の神経細胞は1日に10万個減るようです。この減少を抑えるのに効果があるのがビタミンB1でした。
記憶力低下が気になる人は、意識して豚肉のビタミンB1を摂取すると良いですね。
【林修の今でしょ講座】豚肉でエネルギー補給効果
【林修の今でしょ講座】では、豚肉にエネルギー補給効果があるとも紹介されました。
特に豚肉とオレンジジュースの組み合わせが良いようです。
ポイントはオレンジジュースのクエン酸
ビタミンB1とクエン酸の組み合わせで効率的に栄養をエネルギーに変換するとのこと。
【林修の今でしょ講座】豚肉の調理法
【林修の今でしょ講座】では豚の生姜焼きの美味しい調理法も紹介されました。
生姜と醤油で作るタレに梅酒を足すこと。そのタレにお肉を漬け込み、焼き上げれば完成です。
梅酒には豚肉を柔らかくする糖と酸が含まれています。
- 酸→タンパク質でできた繊維を柔らかくする
- 糖→保水性が高い
それで、豚の生姜焼きのタレに梅酒を足すことで、お肉が柔らかくジューシーになります。
これはかんたんな方法ですね。さっそく真似してみたいと思います。
【林修の今でしょ講座】を観たまとめ
4月14日放送【林修の今でしょ講座】「豚肉VS鶏肉」のスゴイ栄養パワー、とても興味深かったです。
豚肉や鶏肉に疲労回復効果や免疫アップの効果があるのは知っていましたが、その理由を詳しく知ることでできました。
番組では美味しく食べる調理法も紹介されていましたので、さっそく試してみたいと思います。
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