2019年8月23日放送【金スマ】。サッカー日本代表・長友佑都選手が登場。いま話題の「ファットアダプト食事法」について紹介。タイトルは「1か月で10歳若返る長友流・超食事術」でした。
若返って美しいカラダを作りたい人、スポーツをしている人や、ダイエットしたい人におすすめの食事法です。
番組の情報を感想にまとめました。参考にどうぞ。
目次
【金スマ】長友のファットアダプト食事法とは?
長友佑都選手はごぞんじ、サッカー日本代表。8月23日の【金スマ】に登場しました。
第2子が誕生しました!
母子ともに元気です。
異国の地で頑張ってくれた妻とサポートしてくださった皆さんに心から感謝します。
女性は偉大すぎる!
自分自身、夫として、父親としてより一層責任を持って頑張っていきます!
引き続き長友家をよろしくお願い致します。
長友佑都、愛梨 pic.twitter.com/7Q6XGBcjYU— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) August 13, 2019
そんな長友佑都選手が取り組んで推進している食事法が「ファットアダプト」。
ポイントは、食事の糖質を上手に管理して、脂質とタンパク質も十分に摂取すること。ファット・アダプテーション(脂質適応状態)をつくること。
徹底的な糖質制限というよりは、糖質の摂取をコントロールし血糖値の乱高下を防ぎ、脂質を効果的にとり、効率よくエネルギーに変えるという考えですね。
32歳で現役として、いまなお走り続けている長友選手。36歳の年で、日本代表入りを目指すために、ファットアダプト食事術を取り入れているようです。
長友選手は現在、ファットアダプトを実践することで体調は20代の頃よりいいようです。食事を改善して、運動も加えると、効果は2倍になると、長友選手もおっしゃっておられました。
最も簡単なファットアダプト食事法のやり方は、ファットアダプト公式サイトに紹介された、食事をバランス良くとることです。
このサイトにはロカボなレシピが載せられており、料理のタンパク質、脂質、糖質の量がしっかりと記されております。さらにアカウントを作りログインすると、献立表も作れます。
このファットアダプトレシピを生活の中に取り入れて、運動をあわせておこなうと、効果的にダイエットができたり、美しいカラダを手に入れたりすることができますね。
詳しくは長友選手の著作をごらんください。
【金スマ】にも出演、チーム長友?
長友流食事法を支えるのは「チーム長友」。
メンバーは金スマにも出演していた山田悟医師と、長友の専属シェフ加藤超也さん。お二人とも、長友さんとともに金スマに出演されていました。
山田先生のアドバイスのもと、シェフの加藤さんがほぼ毎日、長友選手の食事を作っているようです。
長友選手は「チーム長友」を結成し、食事を変えたことで、細胞レベルでカラダが生まれ変わったとのこと。
医師とシェフに食事をサポートしてもらえて、うらやましいです!とはいえ、下の3つのポイントを意識すれば、自分でもある程度、長友流食事法を実践できます。
長友の食事法、3つのポイント
チーム長友が考案した食事術「ファットアダプト」には3つのポイントがあります。それは「良質な油」「たっぷりのタンパク質」「糖質コントロール」です。
ポイント1、良質な油で細胞が若返る。
細胞の膜は油でできています。良質な油を摂るのは、フレッシュな細胞の膜を作らせるのが目的です。【金スマ】VTRで、長友選手はいろいろな食事にオリーブオイルをかけて食べていました。
山田医師によると、良質な油は酸化していない新しい油。油は1回の料理で使い切ること。そして、時間が経たないうちに食べるため、揚げ物は揚げたてを食べるのが良いようです。
チーム長友がおすすめしている油はオリーブオイル、亜麻仁油、エゴマ油。納豆にタレの代わりにオリーブオイルをかけるのも良いとのこと。
長友流「アボカド鯖ソテー」レシピ
チーム長友、加藤シェフおすすめのレシピは【アボカド鯖ソテー】。
- 森のバター「アボカド」に油の酸化防止効果がある「レモン汁」、「オリーブオイル」を加え、ミキサーでペースト状にする
- DHAたっぷりの「鯖」をアボカドペーストにのせる
- 動物性脂肪が減量の「生クリーム」に青のりを加えたものをそえる
ポイント2、たっぷりの【タンパク質】で筋肉が若返る。
人間のカラダはタンパク質で構成されているので、しっかり食べることでカラダを維持できます。タンパク質を食べなければ、筋肉を合成することができませんね。
そのためにはタンパク質が豊富な、肉、魚、卵、乳製品、大豆の5大タンパク質をカロリーを気にせずに、たくさん摂取することがポイントです。
タンパク質の摂取が不足すると、筋肉量が減り代謝が落ちて、カラダが太りやすくなります。
逆に十分な量のタンパク質を摂れば、太りにくいカラダになることができます。つまり、ダイエットに効果的!
普通の人であれば、体重1キロあたり、タンパク質を1日/1〜1,5g摂取するといいようです。
体重50キロの人であれば…
- 牛ステーキ250g
- 豚ステーキ220g
- 赤みのマグロ200g(刺し身10切れ)
長友流「タンパク質スープ」のレシピ
チーム長友の、タンパク質をたっぷり摂取するためのおすすめレシピは【タンパク質スープ】でした。1杯で30gのタンパク質を摂取できます。
- 皮付きの鶏もも肉をオリーブオイルとカレー粉で炒める
- 玉ねぎを加え、しんなりさせる
- レンズ豆とトマトを加え、じっくり煮詰める
- 水切りヨーグルト(水切りのほうがタンパク質が豊富)を加える
- 鶏ガラスープを加えてミキサーにかける
レンズ豆は高タンパクで下煮不要。欧米の家庭料理でもよく使われる食材ですね。
ポイント3、老化の原因【糖質】をコントロール。
糖質といえば、ご飯やパン、麺類など。これら糖質を摂取して、急激に血糖値があがると「糖化反応」がおこります。これが進むと、老化が進み、肌のシワやくすみなどの症状になって現れるといいます。
とはいえ長友選手によると、糖質を完全にカットすると、エネルギーやパワーが不足するとのこと。チーム長友が推奨するのは「ゆるやかな糖質コントロール」。
普通の人が摂取する糖質の目安は1食につき20〜40g。
- ご飯でいうと小ぶりのお茶碗半分くらい。
- 食パン8枚きりで1枚
- スパゲティ3分の1束
ちなみに、タンパク質、油、食物繊維を先にしっかり食べておくと、血糖値上昇にブレーキをかけることができるようです。
また、チャーハンは白米と比べて油でコーティングされているので、同じ容量であれば、白米よりも血糖値のあがり方もゆっくりになるとのことでした。
ごぼうやかまぼこも意外と糖質が高いので、注意が必要です。
・糖質制限ダイエットのポイントは食材に含まれる糖質量をしっかりと把握すること。グルメリポータの彦麻呂さんが試したダイエット方法はとても良かったです。そのときに使ったのは「食品別糖質量ハンドブック」。
こうした正確な情報を利用して、根拠のあるダイエットを続ければ、必ず痩せられるはずです!
糖質99%カットの食材
揚げ物を食べるときなど、小麦粉を使うと糖質過多になります。そこで、糖質をカットするために使うのは高野豆腐。
高野豆腐をフードプロセッサーで粉々にして小麦粉の代用とすれば、糖質はなんと99%もカットできるようですよ。
これは嬉しい情報ですね。
長友流食事術はダイエットにも効果的
【金スマ】では「1ヶ月で10歳若返る食事術」として、長友さんのファットアダプト食事法が特集されていました。
とはいえ、チーム長友の山田悟先生も、若い女性などはこの食事術でダイエットができると仰っておられました。
この長友流食事術を実践し、糖質を上手にコントロールし、油とタンパク質でエネルギーの消費を上げれば、効率よく痩せられます。また、運動を組み合わせることで、代謝もアップ。さらに体重を落とせますね。
ダイエットは、糖質をコントロールし脂質をエネルギーに変えることがとても大切です。
さらに番組では長友選手の食事法に「冷え性、肌荒れの改善、疲労回復の効果」も期待できると紹介されていました。
【金スマ】を見た感想とまとめ
【金スマ】長友選手のファットアダプト食事術。勉強になりました。やはり、ダイエットもきちんとした理論が大切です。糖質の上昇をゆるやかにコントロールし、タンパク質と脂肪とのバランスを上手に摂りたいと思いました。